本山友理です♪
地元・長崎に帰ってきております! 2014-10-28-13-31-22

国体も終わり、天皇杯も終わり…
夏から続いた試合も、この時期になれば少し落ち着き、一息つける方も多いのではないかなと思います。

かと思えば、チームでは代替わりであったり、新チーム体制になったり…と、休みも多くはなく…ソフトテニスのシーズンは一年中ですね(^^;)

選手の皆さん、怪我などありませんようどうかお気をつけて!
先生方、保護者の皆様も体調を崩されませんように!





さて、前回まで現状維持は衰退への一歩というタイトルを中心に、迷いに対してどう向かうかという内容を書いてきましたが。



今回タイトルにしたのは『逃げていい時』



高校時代を飛び越えて、さらに昔の話になりますが、私は小学生の頃ソフトボールチームに入っていて、男の子の中でプレーしていました。所属している女の子は私と下級生の子の二人だけ。

当時チームメイトの男子はクラスの女子から人気があり、普通に仲良くしている私に良い気持ちがしない上級生グループがいました。(これ以来恋のトラブルは本当に苦手。笑)

そのグループから、練習に行く途中の道で待ち伏せされ、悪口を言われたり、靴を隠される出来事があったんですね。今思えば可愛いもんですが、当時の私からすれば、その嫌がらせはとても辛くて、給食を一切食べられくなった時期もありました。

たぶんいじめられた人にしかわからない感覚だと思うのですが。


頭が真っ白になる感じとか、いじめる人が通った時のばっと汗が出る緊張感とか。また、何か言われるんじゃないかと爆発しそうな心臓とか。凍り付くような不思議な感覚が身体全体を襲うんですね。


私の場合、それ以上エスカレートする事は無かったですが、中学校で校区の学校を選択せず、私立中学への入学を決めた最大の理由はコレでした。

それまで仲が良かった友人たちと離れるのは寂しかったけど、相談する勇気を私は持っていませんでしたから、学校で嫌なことがあってもきっとまた笑顔で「行って来ます」と言ってしまう。同級生にも「大丈夫」と言ってしまう。そんな自分が見えていたから、そうなる前に逃げました。



2013年に全中優勝した領家中学の中村先生がおっしゃっていた言葉が印象に残っています。
「学校は、幸せになることを教える場所です。勉強も友情もテニスも、手段のひとつです。勝つことが『幸せ』になってしまうと、負けたとき何も得るものが無くなってしまう。リスクが大きすぎます。大人が子どもを頑張らせる時は、負けても大丈夫な状態を整えてあげることが大事だと思っています。」


中村先生が言った「負けても大丈夫な状態」とは、勝ち負け以上に大事なことを教えるという意味で使われた言葉だと思いますが、子どもの逃げられる幅をつくっている中村先生にとても感動しました。そして、学校は幸せになることを教える場所であるという言葉は私の心に深く刻まれました。


子どもにとって学校は、絶対的な場所で、その世界がすべてだと思ってしまいます。本当は『行くor行かない』という選択があるのでしょうが、大人の言葉で『行かなければならない場所』になっている。絶対的な場所で、居場所を感じられず「いらない」と言われることはとても苦しいんです。


もし、当時の私のように辛い思いをしている人がいたら、無理して闘わなくていいと言ってあげたい。
逃げることは恥ではなく、ひとつの選択なのだから。

私がソフトテニスを知り、素晴らしい先生と友人に出会い、中村学園に入学するという道が拓けたのは、その中学校だったからです。その出来事が無ければ、手に入っていないものがたくさんあります。


道はひとつではないです。
そして可能性もひとつではない。
自分を信じて、逃げたいときは逃げていい。

忍耐力とは、他人からの攻撃に耐えることではなく、自分の決めた目標に向かい続けることで養われると思います。

大人でも子どもでも。
何に立ち向かい、何を回避するのか。その選択を繰り返していくことで、道は開かれると信じます。

そして、その選択の幅を見せてあげることこそが大人の役割であり、夢を見せることであるのかもしれません。



今日はこの辺で♪

Yuri Motoyama